登録日時：2002年10月10日
韓国統一部人道支援局

2002年3/4分期　国内外対北朝鮮支援動向

http://www.unikorea.go.kr/kr/majorbusiness/majorbusiness_support.php?page_code=kr0203&cur_page=1&pdm=&pmd=view&num=202

1.国内動向

あ．政府次元

□肥料10万トン追加支援進行中

• 9.13の初出航を皮切りに、総計12回にわたって10.20頃までおこなわれる予定
• 10.10現在、1-5回4万トンの伝達が完了
  *航次ごとに４名の人道要員が同行し、引き渡し確認
  *今年度、既に完了した政府次元の人道的対北朝鮮支援は、△肥料20万トン△トウモロコシ10万トン(WFP)△マラリア防止剤(WFO)など総計860億ウォン相当

い．民間次元

□民間団体対北現況

• 韓国赤十字窓口：反物、衣類（天主教正義具現者財団）、野菜種、全脂粉乳、農業用機器（北コソン郡農業協力団）など
• 独自窓口（対北支援事業者）
  △一般救護：good neighborsの小麦粉、粉ミルクなど育児院支援、祖国平和統一仏教会・南北分かち合い運動・韓国JTS・仏教宗團協議会・大韓イエス教長老会・圓佛教・天主教ひとつのこころひとつのからだ運動本部の衣類、食糧など
  △農業復旧：同胞助け合い運動の麺工場・農機械修理工場、ワールドビジョンの農薬、国際トウモロコシ財団の農薬・トウモロコシ、南北江原道協力協会のサケふ化場建設支援など
  △保健医療：韓民族福祉財団の歯科用医療機器、抗生剤など基礎医薬品、子ども医薬品支援本部の抗生剤・漢方用ハリ、南北オリニオッケドンムの駆虫剤・抗生剤など
  *今年度の民間次元の対北支援は△韓国赤十字11億ウォン△独自窓口359億ウォンなど、総計370億ウォン

• 今年度民間団体の北朝鮮訪問人数は、７３件1,153名。人道要員外を含むと77件1,256名
• 事業現況モニタリングのための支援事業後援者の団体訪問事例が増大
  △good neighbors（旧韓国隣愛会）：6月末の39名につづき、10.1-10.5に40名が訪問。
  △天主教正義具現者財団：神父など103名、北朝鮮カトリック教会の招聘で10.2-10.9に訪問。*上半期には、南北協力済州島民運動本部（5月255名）と韓民族福祉財団（6月300名）が訪問

2.国際動向

□国連活動アピール実績(UNOCHA 9.28)

• 今年度支援目標額２億4,684万ドル中、約1億8,461万ドル(75%)充足
  - WHO34%、UNICEF45%、FAO22%など

□個別国の対北朝鮮支援動向

• ドイツ：自国内の牛肉価格安定のため昨年12月に始まった牛肉支援は9月現在最後の4航次輸送中
  - １次6千トン(’01.11)、2次6千トン(’02.2)、3次7千トン(’02.5)、4次8千トン(’02.11到着予定)など総計2万7千トン
• 今年度重要国家の対北朝鮮支援現況
  △アメリカ：食糧15.5万トン
  △EU：902万ドル（飲用水衛生、保健、栄養）
  △ベトナム：コメ5千トン（100万ドル）
  △スイス：牛肉1,200トン△ロシア麦・砂糖565トン
  △中国：480万ドル（食糧など）トウモロコシ815トン（12万ドル）
  △オーストラリア：600万ドル（WFP､UNICEFなど）

（了）