2002年11月中　国内外対北朝鮮支援動向

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1.国内動向

□11月中の民間団体対北朝鮮支援現況

• 韓国赤十字窓口：離乳食、学用品セット5千個
• 独自窓口
  - 一般救護：△同胞助け合い運動の麺工場（小麦粉、スープ）、△ good neighborsの育児院支援（冷蔵庫、ガスレンジなど）、△圓佛教の毛布、△基督教北朝鮮同胞助け合い後援連合会の粉ミルク・衣類、△韓国JTSの粉ミルク・砂糖など生活必需品、△祖国平和統一仏教境界の小麦粉・衣類など
  - 農業復旧：△同胞助け合い運動の農機械修理工場支援、△ good neighborsの配合飼料・獣医薬品、△南北農発協の種イモ、△南北江原道協力協会のサケふ化場施設支援など
  - 保健医療：△ユージンベルの手術装備、結核薬5 千名分、x-ray部品、手術室消耗品△同胞助け合い運動の抗生剤・消化剤△good neighborsの医薬品24種類、△南北オリニオッケドンム・健康管理協会の駆虫剤２百万錠など
  *今年度の民間次元の対北支援は、△韓国赤十字窓口21億ウォン、△独自窓口511 億ウォンなど、総計532億ウォン相当。

□期間中の民間団体の訪北は総24件430名

• 今年度民間団体の訪北人数は113件1,814名、人道要員外を含めると117件1,917名
  △南北協力済州島民運動本部：対北みかん支援関連モニタリングおよび事業協議目的、済州島民257名(11.25-11.30)
  △そのほか、good neighbors、南北農業発展協力連帯、大韓イエス教長老会総会、天主教主教会の民族和解委員会などが、支援物資の伝達および事業協議

2. 国際動向

□今年度国際社会の対北支援規模は、約２億5,480万ドル（韓国を除く）

△国連活動アピール２億296万ドル△EU520万ドル（飲用水・衛生、洪水被害復旧）、カナダ25万ドル、イタリア15万ドルなど個別国支援△国際赤十字社5,657万ドル、カリタス65.7万ドル、ADRA12万ドルなど国際NGO支援
*’95年以後、国際社会の国際支援総規模は、約26億ドルと推算（韓国含む）

□国連協働アピール委実績（出所：UNOCHA）

• 今年度支援目標額2億4,684万ドル中、約2億2,094万ドル(89%)充足
  - WFPは今年度支援目標61万トン中58.5万トン確保(95%)
  - WHO34%、UNICEF51%、FAO22%など

□WFP緊急救援報告書47/48号

• 総２億２千５百ドル相当の来年度国連合同対北朝鮮支援計画を発表
  - WFPは最弱者層を対象に51万2千トンの対北朝鮮食糧支援計画を樹立
• WFPは今年末までに西海岸地域の住民のために2万6千トンの穀物支援が必要
  - また来年四半期の備蓄穀物およびCSB（トウモロコシ・大豆混合物）、脱脂粉乳、砂糖など総計10万トンの食料支援を緊急要請
• 11月の3週目、多くの降雪量のために東北部地域の道路が閉鎖され、モニタリング活動に多くの支障
  - 燃料不足による保育院など子ども施設の暖房が、ほとんど稼働していない状況であり、一部の子ども施設は食料支援も中断され、子どもたちの栄養状況の悪化が憂慮される状況

(了)